2007年10月

2007年10月03日

急増の改葬の種類・費用・必要書類:これまでの墓石の使用の有無

私は、京都府の過疎村出身で、長いこと千葉県に住んでいます。実家に墓参りなどに帰ると結構お金がかかります。このような方は、現在の自宅の近くに改葬すると、経済的、肉体的に楽で、また気が向いた時に何時でもお参りできて安心ですね。

改葬件数は、厚生労働省によれば、1997年度から6万-7万件台でしたが、2005年度は前年度の約4割増の約10万件に増えました。

改葬には、3種類あり、これまでの墓石を改葬先に運んで使う方法、改葬先に新たに墓石を建て遺骨だけを移す改葬、改葬先に先祖や自分の個別墓を改めて設けるのではなく永代供養墓を選ぶ方法があります。

費用は、これまでの墓石を改葬先に運んで使う方法が一番多くかかり、墓の撤去や運搬、新たな墓地の永代使用料などで、計何百万万円もかかるようです。

改葬先に先祖や自分の個別墓を改めて設けるのではなく永代供養墓を選ぶ方法とは、先祖や将来亡くなった後の自分の骨つぼと、他家の人たちの骨つぼを一緒に一定期間、寺に安置してもらい、その後地下に埋葬されて寺に供養してもらうやり方です。自分の死後、墓守がいなくなる場合や子供に墓守の負担をかけたくない場合に、この方法が選ばれやすいです。

永代供養墓は全国に約1000の永代供養墓があり、20-30年の骨つぼの安置と供養で平均約40万円かかるようです。

改葬手続きでは、改葬先の墓地の管理者の「受け入れ証明書」、現在墓のある寺院か墓地の管理者の「埋葬(埋蔵・収蔵)証明書」、墓地のある市区町村役場に改葬届を提出して発行してもらった「改葬許可申請証」(現在墓のある寺院か墓地の管理責任者の署名・捺印が必要)、、、を、改葬先の市町村役場に提出して、改葬許可証を発行してもらいます。

さらに、寺に現在の墓石の御魂抜きの法要もしてもらいます。新しい墓地に墓を移したら、墓石の開眼供養を寺にしてもらいます。

私の先祖は江戸時代庄屋で、先祖代々の旧墓と明治以降にできた部落共同使用の新墓とふたつの墓地を持っています。旧墓は所有山林の中腹にあり、全部埋葬ですが、その中の一番新しい墓を改葬した親類がおられました。てっきり骨まで掘り出して改葬されたのかな、大変だなと最初思っていましたが、墓の周辺の土を一握りだけ、改葬先に持って行って新しい墓に入れられたようです。以前の墓石はそのままで、何時改葬したとの文字が書かれた木の札が、打ち込んでありました。

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