墓石@最新情報【墓石情報満載】
墓石@最新情報【墓石情報満載】

トップページ墓石江戸時代は墓地が賭場:墓石を掻く

墓石

今号は、気楽なことを書いてみます。私は、現在東京近郊に住んでますが、実家は京都府の過疎村です。私は長男で江戸時代代々庄屋をしていたので、集落の新墓と先祖代々の旧墓の二つを持っています。

先祖代々の旧墓は、京都府道から150メートルほど上がった私所有の山中にあります。

江戸時代は、ここで夜、賭場が開かれていたようです。そして、墓石の角をかき取って持っていると、「ばくちに勝つ」との信仰から、私の家の旧墓の墓石の角は取られてなくなっているものが多いです。

私は、帰郷するたびに、先祖代々の旧墓にもお参りしてました。そして、墓石の戒名とは、和尚さんが檀家の性格や人生を長年にわたって観察して、良い面からのみ要約して、付けている事に気づいたのです。誉め言葉の戒名の裏に、和尚さんの皮肉とユーモアと当てこすりが巧に隠されているのがわかるようになると、墓石の下の先祖の人となりが良くわかるようになりました。

先祖代々の旧墓内にいると、いろいろなことがわかってニヤリとします。

また江戸時代は、どのような人々が、私の先祖の旧墓に夜集まって、ばくちをやっていたのかなと思うと退屈しません。

一度、先祖代々の旧墓の一番古い先祖さんの墓石の前に立ち「この先祖さんはどのような人だったのかな?」と真昼に考えていると、誰もいない墓地内で、目の前にチョンマゲ姿の60才ほどの人が青い光の中で立ち、驚いたことがあります。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. 川中紀行   2007年02月13日 14:04
子の度はトラックバックありがとうございました。
もう10年近く前、墓石大手の会社初の新聞広告を作成しました。その時、生前に墓地を建てるのは縁起がよいと言われたのに未だ進んでおりません。とりあえず漠然と場所探し中です。
「チョンマゲ姿の60才ほどの人」のお話、そういうこともあるんですね。
この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
プロフィール

ひろ

最新コメント